2003年08月26日(火) 09時10分
[セキュリティ]イーフロンティア、8月26日〜8月31日の要注意ウイルス(BCN)
イーフロンティアは、今後1週間で発病する可能性の高い要注意のウイルス情報を発表した。同社のウイルス対策ソフト「ウイルスキラー」では、最新バージョン「15.50」で対応している。
◆「Worm.Blaster.A/B/C/D」(危険度=★★★★★)・・・ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:Windows NT4.0、2000、XP。このウイルスはネットワーク上のWindows2000/XPシステムを検索し、これらシステムのRPCセキュリティホールを利用して感染を拡大する。このウイルスに感染したPCは再起動を繰り返す。これにより、最終的にシステムが崩壊する恐れがある。
◆「Worm.Sobig.F」(危険度=★★★★☆)・・・ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:Windows95、98、NT、Me、2000、XP。Worm.SoBigの亜種。VisualC++で作成されTelock圧縮が施されている。このウイルスは自分自身をシステムフォルダにコピーする。拡張子がtxt、eml、html、htm、dbx、wabのファイルから電子メールアドレスを抽出し、抽出したアドレスに対してウイルスメールを送信する。ウイルスは2003年9月10日に感染活動を停止する。
◆「Worm.Winny」(危険度=★★★☆☆)・・・ ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:Windows95、98、NT、Me、2000、XP。Winny共有ファイルを利用して感染を拡大するウイルス。Visual C++6.0で作成された。このウイルスが実行されると日本語のメッセージが表示される。ウイルスは自分自身をコピーした後、システム起動時に自動的にこのウイルスが実行されるようにレジストリを改ざんする。
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イーフロンティア
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