2003年08月26日(火) 06時35分
住基ネットが本格稼働、全国どこでも住民票(読売新聞)
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)が25日、本格稼働した。総務省によると、一部の市区町村でシステムにつながりにくくなるトラブルが生じたものの、大きな混乱にはなっていないという。
本格稼働により、新たに、住民票の写しが全国どこの市区町村でも取得できるほか、引っ越しの際に転出届を郵送で済ますことができるようになった。これらの行政サービスを受けるには、運転免許証か、市区町村が本格稼働に合わせて原則、有料で交付する住民基本台帳カード(住基カード)などが必要だ。
総務省によると、昨年1年間に提出された転出届は約450万件、住民票の写しの交付は約8522万件にものぼる。
住基ネットは、全国民に11けたの番号(住民票コード)をつけ、国と自治体が氏名、住所、生年月日、性別の4情報を共有する制度で、昨年8月にスタートした。
(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000203-yom-pol