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誤作動の可能性があるのは、1999年2月から10月までに製造した電動ベッド「キューマアウラ」「アウラ」「モネータ」各シリーズの一部に使われた手元スイッチ6万5291個。
同11月以降、クレームが寄せられ調査したところ、2000年8月に手、指の脂やハンドクリームがゴム製のスイッチボタンから内部に浸透した影響でボタンを押さなくても作動する可能性があることが判明した。
その後、現在まで同社に11件の誤作動の報告があり、今年5月には広島県内の53歳の女性が腰骨を圧迫骨折、また福岡県内の84歳の女性もひざのあたりを骨折した。
誤作動の恐れが判明してから3年が経過し、事故例も起きてから無償交換することについて、同社は「ベッドはゆっくりしか上がらないので、(事故は起きないという)判断の甘さがあったと認識せざるを得ない」としている。