2003年08月26日(火) 22時25分
病院食詰まらせ意識不明 日田の医療法人に5000万円賠償求める /大分(毎日新聞)
◇嚥下障害患者と妻
食事をのどに詰まらせ、意識不明の状態となったのは、病院が嚥下(えんか)障害があるのに食事の配慮などを怠ったためとして、竹田市内の無職男性(70)と妻(69)が病院を経営する日田市の医療法人淡窓会(吉冨一理事長)に約5000万円の損害賠償を求める裁判を大分地裁に起こした。
訴状によると、男性は、昨年4月に日田市上野の大分友愛病院に入院。歯が悪いため6月から食事を全がゆに切り替えていたが、8月15日午後6時10分ごろ、夕食の白玉団子をのどに詰まらせ呼吸困難、心停止に陥った。約20分後に別の病院に搬送し、呼吸を回復したが、意識は回復していないという。妻らは「病院は、ゆっくり食べさせるなど食事中の観察を怠り、事故後も気道確保などの措置をとらなかった」として今年7月8日に提訴した。
淡窓会側は「担当者が不在」としている。 【結城かほる】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000004-mai-l44