2003年08月26日(火) 21時40分
住基ネット2次稼働 カード申請まばら トラブルは見られず /徳島(毎日新聞)
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の2次稼働が25日、県内でも始まった。県内50の市町村役場ではICチップ付き住民基本台帳カードの交付を申し込む住民もいたが、まばら。徳島市など4市の初日の申請は24人にとどまった。他県で見られたネットワーク回線混雑によるトラブルなどはなかった。
県内では徳島、阿南、小松島の3市がカードを即日交付。うち15人が申請した徳島市住民課は、カードの説明を職員から受けたものの、自分には当面必要ないとして、申請を取りやめる女性もいたという。
2次稼働前、窓口に立ち寄った複数の市民から「25日からどう変わるの?」と質問を受けた小松島市で5人、阿南市で2人が手続きをした。各市の担当者は「もう少し、申請があるかなと思っていたが……」と漏らしていた。
住基カードは、転居時の一部手続きが省略できたり、居住自治体以外でも住民票の写しを取得できる利点があるが、交付手数料500円を住民が負担する必要がある。
【植松晃一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000001-mai-l36