2003年08月25日(月) 20時10分
ヤミ金融業者を告訴 「自殺追い込んだ」と遺族(共同通信)
ヤミ金融業者に追い込まれ自殺した横浜市内の元土木建築業の男性(70)の遺族が25日、法外な利息を取られたとして、出資法違反(高金利)の疑いで、東京都台東区の業者2人を神奈川県警山手署に告訴した。同署は受理した。
遺族の支援者は「ヤミ金融業者から借りた額は少ないが自殺まで追い込まれるのが実態だ」としている。
告訴状によると、金融業者は5月末に男性に5万円を融資。6月9日に法定の55倍以上にあたる利息2万2000円を受け取った疑い。
遺族や支援者らによると、業者は8月11日夜、男性宅を訪れ約1時間「金を返せ」と厳しく要求。男性は2日後「話し合いに疲れた。病気も良くなく、業者に追われると思うと生きた心地がしない」と遺書を残し首つり自殺した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000180-kyodo-soci