2003年08月25日(月) 14時04分
市民団体が住基ネットの「中止」要望 熊本市(熊本日日新聞)
 中山道晴局長(左)に住基ネットに反対する申し入れ書を手渡す市民団体メンバー=25日午前、熊本市役所 | | |
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)が二次稼働した二十五日午前、住基ネットに反対する市民団体が熊本市役所を訪れ、住基ネット接続と住基カード発行の即時中止を求める幸山政史市長あての申し入れ書を提出した。
提出したのは「住基ネットを考える会・くまもと」=代表・古沢千代勝さん(76)ら四人。(1)都道府県センターとの接続の中止(2)住基カード配布の中止(3)市民の離脱請求の認定—など十項目を要請。会員三人は「住基ネットはプライバシー侵害につながる危険性が極めて高く、多くの問題点がある。今後、住基カードの『不買』運動などを展開していく」と強調した。
応対した中山道晴・市民生活局長は「個人情報の保護は十分認識しており、万全のセキュリティー対策をとっている。住基ネットの目的は行政サービスの向上で、ご理解いただきたい」と答えた。
同会は同日午後、菊池市と菊池郡合志町でも申し入れをする予定。
http://kumanichi.com/news/local/main/200308/20030825000179.htm