2003年08月25日(月) 11時57分
住基ネットが本格稼働、全国どこでも住民票(読売新聞)
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)が25日、本格稼働した。総務省によると、市区町村の窓口などで特に混雑やトラブルは今のところ見られず、順調な滑り出しとなっている。
本格稼働により、新たに、住民票の写しが全国どこの市区町村でも取得できるほか、引っ越しの際に転出届を郵送で済ますことができるようになった。
これらの行政サービスを受けるには、運転免許証か、市区町村が本格稼働に合わせて原則、有料で交付する住民基本台帳カード(住基カード)などが必要だ。
総務省によると、昨年1年間に提出された転出届は約450万件、住民票の写しの交付は約8522万件にものぼる。
住基ネットは、全国民に11けたの番号(住民票コード)をつけ、国と自治体が氏名、住所、生年月日、性別の4情報を共有する制度で、昨年8月にスタートした。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000203-yom-pol