2003年08月23日(土) 08時56分
ウイルスでFBI調査へ NYタイムズも感染?(共同通信)
【ニューヨーク22日共同】米連邦捜査局(FBI)は22日、今月19日に見つかった新種のコンピューターウイルスのまん延が速いことを警戒し、ウイルス作成者の割り出しに着手したことを明らかにした。
ウイルスは「Sobig・F」(ソービッグ・エフ)と呼ばれ、電子メールを介してパソコンに感染。利用者がウイルスの入った添付ファイルを開けると、アドレス帳にあるメールアドレスに「分身」を送信し、感染したパソコンからはメールの送受信が困難になる。
一方、米紙ニューヨーク・タイムズでは、ニューヨーク市の本社でコンピューターシステムに異常があり、ウイルス警戒のため社員全員がコンピューターの使用を一時止める騒ぎがあった。スポークスマンによると、午後になってメールが送信できないなどの異常が発見されたが、夕方までにシステムを再起動させることができたという。
一部米メディアは同紙のシステム異常はSobig・Fによるものと報道したが、スポークスマンは「原因は特定できていない」と反論した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030823-00000044-kyodo-bus_all