2003年08月22日(金) 21時04分
ディレクターら書類送検=番組撮影中のカメラマン死亡事故−長野県警(時事通信)
長野県佐久市の市道で今年5月、TBSテレビ番組の撮影中、技術会社「東通」のカメラマン嵐恒有さん=当時(43)=がワゴン車から転落し死亡した事故で、佐久署は22日、制作プロダクション会社の加藤敦撮影現場ディレクター(44)ら2人を業務上過失致死などの容疑で長野地検佐久支部に書類送検した。
調べによると、嵐さんは5月9日、TBS情報番組「スパスパ人間学!」の収録で、ワゴン車に乗ってスライド式ドアを開けたまま撮影していたが、運転手がブレーキをかけた際に転落、頭の骨を折るなどで死亡した。同署は加藤ディレクターらがドアを開けて走行中の車から撮影させるなど、事故を防ぐ注意義務を怠ったと判断した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030822-00000342-jij-soci