2003年08月21日(木) 00時00分
ネットで銃密輸容疑 公立病院職員書類送検(朝日新聞・)
飯田署と県警生活安全部は20日、インターネットオークションを利用して拳銃4丁を密輸入し所持したとして、伊那地方の公立病院職員の男性(45)=飯田市在住=を銃刀法違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。拳銃はモデルガンに偽装してあったが、修復すれば殺傷能力があるとわかった。男性はガンマニアで、「改造したモデルガンで、本物の拳銃という認識はなかった」と話しているという。
県警の調べでは、男性は00年8月から計18回にわたり、インターネットオークションやメールで米国在住の邦人男性(44)=兵庫県警が銃刀法違反容疑で指名手配中=からモデルガンなど12丁を総額約150万円で購入。銀行口座から購入者を割り出した県警が男性の自宅や職場を捜索し、押収した。
鑑定の結果、このうち4丁が銃口に鉛の詰め物をするなどしてモデルガンに偽装した拳銃とわかった。ライフルも2丁所持しており、県警で鑑定している。弾丸はなかった。
この邦人男性からインターネットを通じて拳銃を買ったガンマニアは全国にいると見られ、兵庫県警など各地の警察で調べを進めている。
(8/21)
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=3504
|