2003年08月21日(木) 00時00分
西東京市けやき小新校舎からトルエン検出(朝日新聞・)
西東京市立けやき小学校(多々良征四郎校長)の新築校舎(同市芝久保町5丁目)で、シックハウス症候群の原因物質とされるトルエンの空気中濃度が2カ所で基準値を超えた。このため、9月から予定されていた新校舎使用は延期された。
同小は01年4月に市立西原小と西原第二小が統合してできた。新築校舎を建設中のため、現在は西原第二小の校舎を使用している。
市教委によると、7月末に建設業者が委託した計測会社が、教室や体育館など16カ所でトルエンやホルムアルデヒドなど4物質を測定。この時は、すべて基準値以下だった。
しかし今月10日、再検査したところ、ランチルームなど2カ所で、最高で基準値の2倍近いトルエンが検出された。
市教委は20日、保護者に説明会を開いた。当分の間、校舎内を扇風機で換気し、トルエン濃度を下げるという。
(8/21)
http://mytown.asahi.com/tama/news02.asp?kiji=2706
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