2003年08月21日(木) 10時19分
<ハイテク犯罪>ネット上の詐欺・悪質商法が急増(毎日新聞)
警察庁は21日、今年上半期のハイテク犯罪の検挙、相談の状況をまとめた。相談件数は約1万9000件で、昨年同期から倍増した。中でも、使った覚えのないインターネットの有料サイトの利用料金を請求されるなど架空請求メールに関する相談が約半数を占め、ネット上の詐欺・悪質商法が急増している実態が分かった。
ハイテク犯罪の検挙件数は532件で前年同期より44件増えた。出会い系サイトによる児童買春、掲示板を利用した名誉毀損などネットワーク利用犯罪が468件で全体の8割を超えた。
また、コンピューターに侵入するハッキングなどの「不正アクセス行為」は、警察が今年上半期に114件を認知し、37人を検挙した。不正アクセスの内容は、ホームページの改ざん30件▽電子メールの盗み見30件▽他人になりすましたインターネットオークションの入札14件などだった。【和泉かよ子】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030821-00001023-mai-soci