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日本信販（本社・東京）は２０日、顧客約２４００人分のローン残高や住所、氏名などを記した書類を紛失したと発表した。子会社の本・支店間の配送を請け負ったヤマト運輸が紛失した可能性が高いという。６月２０日に発送後、７月１日になって日本信販の子会社が未着に気づき、日本信販とヤマト運輸で２カ月近く探したが発見できなかった。日本信販は２０日付で顧客に謝罪文を送った。
紛失したのは、変動金利型住宅ローンの７〜１２月分の支払い明細書の写しで、債権管理の子会社が横浜支店に送った一部。金利や返済年数、利用している金融機関と口座番号なども記されていた。
子会社から日本信販に８月１日に連絡があり、その後、ヤマト側が警察に遺失物届を出し、日本信販は経済産業省などに報告した。この間、顧客には紛失を伝えていなかった。現在、個人情報の悪用などは報告されていないが、日本信販は「情報をきちんと整理してお客様に報告するつもりだった。多大な迷惑をかけた」としている。
(08/20 22:27)