2003年08月20日(水) 11時59分
また新ウイルス猛威か、感染力強い「ソビッグF」(読売新聞)
【シリコンバレー=館林牧子】世界各国のウイルス対策メーカーによると、新たなコンピューターウイルスが出現し、猛烈な勢いで感染を広げていることが19日、わかった。
世界に被害を広げたウイルス「MSブラスト」のまん延が終息を迎えつつあるなか、関係者は「史上最悪のウイルス週間」と頭を痛めている。
見つかったウイルスは「ソビッグF」と呼ばれ、電子メールの添付ファイルなどを介して感染。「Thank You!」などいくつかの題名がついている。他人に勝手にメールを送りつけるほか、インターネットから勝手にファイルをダウンロードする可能性もあるという。
ウイルス対策会社「メッセージラブス」によると、18日に欧州で初めて発見され、19日までに1万個以上のウイルスを検知した。今年1月に出回ったウイルスの亜種だが、感染力が強く、急速に広まっているため、注意が必要という。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030820-00000204-yom-soci