2003年08月19日(火) 00時00分

県庁のパソコン ウイルスに感染（朝日新聞・）

　　宇部市役所でも　　

　　県庁ＬＡＮに接続しているパソコン３台が新種のコンピューターウイルス「ＭＳブラスト」に感染していることが１８日、県情報企画課の調べで分かった。県庁ＬＡＮや住民基本台帳ネットワークなどには影響はないという。同課は緊急に会議を開き、職員にウイルス対策の徹底を求めた。

　　同課によると、感染したのは生産流通課、田布施農林事務所、県教委指導課の各１台。感染したパソコンから１８日中にウイルスを除去した。

　　県庁内はパソコンを１人１台ずつ持っており、ウイルス駆除ソフトの更新などの対策は個人の責任で行う。ウイルスの流行を受け、１３日から県庁ＬＡＮのホームページで駆除ソフトの最新ファイルなどをインストールできるようになり、１５日には情報企画課が感染防止対策の徹底を指示していたが、感染した３台は対策を講じていなかった。

　　また、宇部市役所でも８台が感染していることが分かった。市によると、消防本部などいずれも本庁以外のパソコンで、本庁内のＬＡＮや住基ネットへの影響はないという。念のため１９日の始業時から、住基ネットを除く本庁内外の全パソコンについてウイルス駆除を行うことにしている。

（8/19）

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3156