2003年08月19日(火) 00時00分
4不祥事公表せず 横浜市交通局(朝日新聞・)
横浜市交通局が今年度、市営バスを無断で運休するなどの不祥事による職員4人の懲戒を公表していなかったことがわかった。99〜02年度にも21件で27人を処分したが、自ら公表したのはこのうち市営地下鉄の飲酒運転など2件。魚谷憲治局長は18日、「市民への情報提供が十分でなかった」と非を認め、今後は不祥事による懲戒処分をすべて発表する方針を明らかにした。
今年度に処分を受けたのは37歳〜53歳の市営バスの男性運転手4人。具体的には、計31本の無断運休で停職6カ月▽女性の乗客に連絡先を聞くなどして停職7日▽4本を回送で運行して減給(勤勉手当の3割減など)▽車内での喫煙で戒告−−だった。
交通局は以前、市役所の市民情報室で閲覧できる局報に懲戒処分を掲載していたが、局報が廃刊になった99年度以降、ほとんどは局内の掲示板に張り出すだけで済ませていた。一方、市長部局に属する局では、懲戒処分をすべて市報に載せており、今後は交通局も不祥事による懲戒処分は市報に載せることにした。
(8/19)
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4432
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