2003年08月19日(火) 00時00分
農薬誤記載 県が損失を補償(朝日新聞・)
トマトなど13作物 農薬の使用基準が県の冊子に誤記載されていた問題で、県は18日、農産物の出荷停止や価格下落などに伴って生じた損失について補償を始めると発表した。
対象となるのは、誤記載があった19作物のうち、ブロッコリー、イチゴ、エダマメ、キャベツ、キュウリ、サヤエンドウ、ダイコン、トマト、ナス、ハクサイ、オウトウ、スモモ、モモの13作物。誤記載が発覚してから、県が「安全宣言」を出すまでの間に流通したとみられる作物に限定した。
補填(ほてん)は、
誤記載があった農薬を使ったため廃棄された
▽問題の農薬は使用しなかったが、安全性が証明できず市場で受け入れられなかった
▽全国的な価格動向とは乖離(かいり)した市場価格の下落があった──場合の損失額と、回収・廃棄に要した経費。いずれも、損失の数量や費用を売上伝票などで客観的に証明する必要がある。
県は、19日から県内の農林事務所に窓口を設置。影響を受けた生産農家や農協、流通業者などからの申請を受け付ける。
(8/19)
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=4558
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