2003年08月19日(火) 15時30分
滋賀県でも練炭自殺が急増 今年すでに6人(京都新聞)
全国で練炭を使った自殺が相次ぐなか、滋賀県でも今年に入って練炭で6人(6件)が自殺していることが、県警捜査一課の調べでわかった。県内では昨年1年間、練炭による自殺はゼロだったことから、練炭自殺の全国的な負の連鎖がうかがえる。県警によると、23歳から61歳までの男女が3月から5月にかけ、自動車内(3人)、自宅の便所(1人)、風呂(1人)、小屋(1人)で練炭自殺した。死因はいずれも一酸化炭素中毒で、集団自殺はなかった。
動機は借金苦が2人、家庭内の不和が2人、離婚絡みと病気を苦にした自殺がそれぞれ1人だったという。
練炭を使った自殺は2月以降、三重県や静岡県で、インターネットで知り合った男女計7人が車内で集団自殺するなど、全国で多発している。
県警捜査一環は「練炭を使った自殺がインターネットで話題になり、マスコミにも大きく取り上げられたことが、県内での練炭自殺の発生に影響しているのではないか」とみている。 (京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000012-kyt-l25