2003年08月18日(月) 20時56分
<環境省>温泉“偽装表示”で懇談会(毎日新聞)
環境省は18日、温泉の表示や掘削など温泉の適正な利用について検討する懇談会の設置を決めた。温泉ブームが過熱する一方、天然温泉の表示問題や、掘削数の増加が既存温泉へ及ぼす影響などが注目されるようになった。懇談会は、これらの温泉をめぐる問題点を洗い出し、来夏をめどに報告書をまとめる方針だ。
温泉の表示をめぐっては、公正取引委員会が先月、事業者や旅行業者による「天然温泉100%」との表示について、加熱や循環などで源泉に手を加えた温泉への使用を控えるよう要請した。また日本温泉協会(東京都千代田区)は、今年4月から、泉源から浴槽までの湯の導入法や泉質、源泉に手を加えているかの明記を始めている。【永山悦子】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000050-mai-soci