2003年08月18日(月) 21時25分
消毒不完全?大腸内視鏡検査でO157感染か(読売新聞)
茨城県は18日、医療法人財団「古宿会水戸中央病院」(水戸市柳町)で大腸内視鏡による検査を受けた水戸市の自営業男性(58)が、病原性大腸菌O157に院内感染した可能性が極めて高いと発表した。
県は、内視鏡の消毒が不完全だったのが原因とみて、病院に改善するように指導した。男性は下痢や腹痛などの症状を示したが、健康な状態に戻ったという。
県などによると、男性は、先月19日に内視鏡検査を受けた後、腹痛などを起こし、O157感染と診断された。
県が男性のO157を分析したところ、腹痛を訴え、前日、同じ大腸内視鏡で検査を受けた50代の女性から検出されたO157の遺伝子パターンと一致した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000012-yom-soci