2003年08月18日(月) 08時29分
ルートレック、ネット不正侵入検知システム分野に参入(日刊工業新聞)
ネットワーク監視を手がけるルートレック・ネットワークス(川崎市高津区、佐々木伸一社長、044・829・4361)は、ネットワークへの不正侵入検知システム分野に参入する。
すでにスイッチやルーターの設定を動的に管理することで社内ネットワークへの不正アクセスやウイルス侵入を強制的に遮断し、伝播を防ぐ技術の開発に着手した。
年内に開発を終え、04年1月をめどに製品化する。
ルーターやサーバのコンソール(入出力)ポートから操作し、システム停止が許されない用途では警報を送信する。
同社はイントラネット内での不正アクセスやウイルス拡散防止に効果が大きいと見ている。
同研究開発は経済産業省の「創造技術研究開発事業制度」の補助対象事業に選定された。
京大と東工大の協力を得て両校の学術情報センターがモニターとなり、利用者の意見を吸い上げて製品化につなげる。
(日刊工業新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000007-nkn-ind