2003年08月18日(月) 12時08分
顧客の定期預金数千万円詐取 京都府警、元信金マン逮捕(共同通信)
京都府警捜査2課と堀川署は18日、顧客の預金数千万円を詐取したとして、詐欺の疑いで滋賀県守山市水保町、元京都中央信用金庫職員木村昇容疑者(50)を逮捕した。
調べでは、木村容疑者は2001年10月から翌年1月にかけて、係長として勤めていた同信金三条支店(京都市中京区)で、満期を迎えた顧客の定期預金を解約し、数回にわたり計数千万円をだまし取った疑い。
捜査2課によると、木村容疑者はこの顧客から定期預金の継続を依頼されたが、支店の出納担当者には「預金を現金で届けるよう依頼された」とだまして虚偽の払戻伝票を提出していたという。
木村容疑者は容疑を大筋で認めているといい、同課は動機や金の使途などを追及している。
昨年10月、顧客から「定期預金証書が届かない」と苦情があり、事件が発覚。同信金は同12月に懲戒解雇し、告訴していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000072-kyodo-soci