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Uターン帰省客の車で渋滞する愛知県内の名神高速上り線で16日、客を乗せて走っていた観光バスの運転手が、ハンドルを握りながら携帯電話を操作しているのを本社記者が目撃した。バスを運行していた神田交通(本社・神奈川県平塚市)に事実確認を求めたところ、運転手は運転中の携帯操作を認めたという。同社は、この運転手を約一カ月間乗車業務から外す処分を科す方針だという。
記者が目撃したのは16日午前10時10分ごろから数分間。渋滞の車列が十数キロ続き、ノロノロ運転状態だった。知人が運転する乗用車の助手席に同乗していた記者は、隣の車線に並んだバスの運転手が片手で携帯電話を操作しているのに気付き、撮影した。バスの座席はほぼ埋まっているように見えた。
同社によると、17日未明に同バスが帰社後、運転手に事情を聴いたところ「渋滞情報をチェックしていた」と話し、使用を認めたという。バスには交代要員の運転手も同乗していた。
同社の井上蔚美社長は「運転中には携帯電話を使用しないよう厳しく指導していたが、大変申し訳ない。今後は徹底したい。18日にも警察や運輸支局に報告する」と話した。
同社によると、バスは岐阜県八幡町の「郡上おどり」などを見た観光客を乗せ、神奈川県に戻る途中だった。
(08/17 21:03)