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UFJ銀行は、預金者の大半がキャッシュカードと暗証番号を持っている点に着目、これを店頭での本人確認に利用することにした。
具体的には、カバーを付けて他人から見えないようにした入力装置を窓口に設置し、利用者本人が暗証番号を打ち込むと、コンピューターが自動的に照合する仕組み。
当面は個人名義の普通預金を対象に実施し、その後、定期預金にも導入するとしている。
盗難通帳による預金の不正引き出しでは、通帳に記録した照合用の印影から印鑑を偽造して悪用するケースが多く、多くの金融機関は既に新規発行や更新通帳で印影を廃止している。
ただ、過去に発行した印影付きの通帳については、住所の照会などのほかに有効な本人確認の手だてはなく、対策が急務となっていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20030816/eve_____kok_____004.shtml