2003年08月15日(金) 23時58分
<爆弾製造>材料集めた高校生を殺人予備容疑で逮捕 埼玉県警(毎日新聞)
埼玉県警春日部署は15日、パイプ爆弾を製造・使用する目的で材料となる薬品類などを保管していたとして、同県春日部市の少年(15)=県立高校1年=を殺人予備容疑で逮捕した。
調べでは、少年は同日午前8時ごろ、自宅の自室に爆発物を製造し、爆発させる目的で、黒色火薬の原料となる硫黄、木炭、硝酸カリウムなどを保管していた疑い。
7月29日と31日、市内の薬局で硫黄などを大量に購入した際、不審に思った店主が市薬剤師会を通じて同署に通報した。少年は以前から、この薬局を利用しており、かつて提出された処方せんから身元が分かった。
調べに対して少年は、「都内の風俗店に爆発物を仕掛け、木っ端みじんにするつもりだった」と容疑を認めている。爆発物の製造方法についてはホームページなどを見て、知識を得ていたという。【高橋真志】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030816-00000101-mai-soci