2003年08月15日(金) 23時59分
風俗店爆破狙い火薬原料保管、高1男子を殺人予備逮捕(読売新聞)
建造物に爆発物を仕掛ける目的で黒色火薬の原料を保管していたとして、埼玉県警春日部所は15日、埼玉県春日部市内の県立高校1年の男子生徒(15)を殺人予備の疑いで逮捕した。
男子生徒は「東京都内の風俗店などを木っ端みじんにするつもりだった。人が死んでもかまわないと思った」などと供述。同署で動機や背後関係などを詳しく調べている。
調べによると、男子生徒は同日、爆発物をつくるため、自宅内に黒色火薬の原料となる硫黄と木炭、硝酸カリウムを抽出するための水溶性園芸肥料(20キロ)などを保管していた疑い。
男子生徒は先月29日、市内の薬局で硫黄と硝酸カリウムを2キロ・グラムずつ購入しようとしたが、不審に思った薬剤師が販売せず、市薬剤師会に連絡。同会が同署に通報した。
調べに対し、男子生徒は「爆発物の製造方法などはインターネットを通じて知った。風俗店や金券ショップがあるからいけないんだ」と供述しているという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030815-00000312-yom-soci