2003年08月15日(金) 12時12分
シマンテック/W32.Blaster.Wormに対するお盆休暇明け対策を発表(Scan)
株式会社シマンテックは8月15日、「W32.Blaster.Worm」の被害拡大にともない、お盆休暇明けのセキュリティ対策における注意点を発表した。W32.Blaster.Wormは、TCP 135を使ってWindows DCOM RPCの脆弱性を悪用するワーム。8月15日9時現在、シマンテックに寄せられた「W32.Blaster.Worm」の被害報告件数は、全世界で6,501件(そのうち日本国内では121件)、被害報告台数は全世界で344,000件とのこと。主な被害国は、1位アメリカ、2位イギリスおよびカナダ、4位オーストラリア、5位アイルランド。
日本では現在お盆で休暇中の企業が多く、システム担当者不在による対応の遅れが懸念されている。シマンテックでは休暇明けの対策として、Microsoft社のURL(
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;823980 )からDCOM RPC脆弱性の修正プログラムを適用すること、ウイルス対策ソフトのウイルス定義ファイルを最新のものに更新してからコンピュータを使用することなどを挙げ、注意を促している。
リリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/presscenter/index.html
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030815-00000002-vgb-sci