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2003年08月15日(金) 11時42分

MSブラスト16日に集中攻撃の恐れ、対策呼びかけ読売新聞

 新型コンピューターウイルス「MSブラスト」(別名ラブサン)の感染が拡大している。感染パソコンは16日午前零時からは米マイクロソフト社のサイトを集中攻撃する仕組みで、ネットワーク全体の通信に影響を与えかねない。

 同社や経済産業省は相談窓口を設けるなどして、利用者に対策を呼びかけている。

 MSブラストは、ウィンドウズ「XP」、「2000」などの基本ソフトウエア(OS)を使ったパソコンに感染する。ウィンドウズ「95」、「98」、「Me」では感染しない。

 感染経路は電子メールではなく、インターネット経由で直接攻撃。安全対策をしていない部分からウイルスが侵入し、パソコンが異常終了するなどの症状が出て、パソコンが使えなくなる。

 マイクロソフトには14日までの3日間で25万件の問い合わせが殺到、電話相談窓口がパンク状態になった。ADSL(非対称デジタル加入者線)などの普及で、常時接続が増えたことも被害の拡大をもたらした。

 感染を防ぐには、マ社のホームページ(http://www.microsoft.com/japan/)の「ブラスターワーム対策方法」から基本ソフト別の修正プログラムをダウンロードし、組み込む。

 経産省の外郭団体「情報処理振興協会セキュリティセンター」は「16日以降はネットワークがつながりにくくなるかもしれない。15日中に修正プログラムを組み込んでほしい」と話す。インターネットにつながりにくい場合には、接続可能な人にプログラムをCD—ROMにダウンロードしてもらって利用する方法がある。未修正の場合は、ADSLなどの回線を抜いておくことを勧めてる。

 経産省(TEL=03・3501・0397)と同センター(TEL=03・5978・7508)では、16、17日の土・日曜も窓口を開く。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030815-00000305-yom-soci