悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年08月14日(木) 21時54分

若手判事ら144人、最高裁長官の退陣求め連判書 韓国朝日新聞

 韓国の現職若手判事ら144人が14日、大法院(最高裁)の崔鍾泳(チェ・ジョンヨン)院長に対して「最高裁判事の人事が非改革的すぎる」と退陣を求める連判書を提出した。安定した伝統的な人選を重んじる最高裁と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の司法改革路線の摩擦が法の番人の「造反」に発展した。

 最高裁は14人の判事で構成され、任期は6年。今回は1人が交代する。長官の推薦にもとづき、国会の同意を経て大統領が任命する仕組みだ。

 ところが今月12日、最高裁の諮問委員会の席上、崔院長が「法曹経験が33〜34年程度の高レベルの3人の中から推薦したい」と人選案を示したところ、女性大臣、康錦実(カン・クムシル)法相らが「女性や若手などから選ぶべきだ。国民は改革と変化を期待している」と主張、席を立った。司法改革を支持する現役判事たちにも、反発の声が高まった。

 連判書を受けた大法院は戸惑いつつ「意見を十分に尊重するが、推薦の決定者は大法院院長だ」と話している。来週には推薦者が正式に示される予定だが、結果次第では、さらに内部抗争が激化する可能性もある。

(08/14 21:53)

http://www.asahi.com/international/update/0814/014.html