2003年08月14日(木) 20時14分
ホルマリン使用の区別徹底 養殖フグ出荷で協議会(共同通信)
ホルマリンを使った長崎県の養殖フグの出荷停止が解除されることを受け、山口県は14日、市場関係者や消費者団体などと「山口県養殖フグ取扱対策協議会」を設置し、下関市で第1回協議会を開いた。消費者の安心と信頼を確保するためホルマリン使用のフグと未使用のフグの区別を徹底して流通させることで一致した。
長崎の養殖業者は自主ルールで出荷時にホルマリン使用の履歴書を添付したり識別のためにヒレの一部をカットしたりする。しかし、下関唐戸魚市場の松村久社長は「箱を分けたり、扱う時間を別にする」と、より明確に識別できるようにする考えを示した。
使用フグの取り扱いに反対している同市場仲卸協同組合の中尾隆之理事長も使用フグを取り扱った場合、使用と未使用で別のシールを張って区別するという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030814-00000143-kyodo-soci