2003年08月14日(木) 20時42分
<新ウイルス>プロバイダーに対策要請 総務省(毎日新聞)
ブラスター(Blaster)やラブサン(LovSan)と呼ばれるコンピューターウイルスが広がっている問題で、総務省は14日、主なインターネットの接続事業会社(プロバイダー)などに対し、各社がそれぞれの利用者に向け、メールなどで感染防止策を知らせるように要請した。
ブラスターなどウイルスの名前は、大手のウイルス対策ソフト会社が命名している。会社によって呼び名が違うが、実際はラブサンも同じウイルス。感染するとコンピューターを異常終了させるなどする。
このウイルスは16日に米マイクロソフト社に向けて一斉に大量の情報を発信し、同社のコンピューターを攻撃する恐れがある。この攻撃で同社のコンピューターが異常をきたした場合、行き場を失った情報がインターネット上にあふれ、一般のコンピューター通信が込み合ってつながりにくくなる可能性がある。このため同省は、同社の日本法人に対しても十分な対策を取るよう要請した。同社は了承したという。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030815-00000044-mai-soci