2003年08月14日(木) 00時00分
米や野菜 牛肉に続き、履歴表示(朝日新聞・)
どこで、どのように生産され、どんなルートで食卓まで運ばれたか、など食品の履歴をさかのぼれる「トレーサビリティシステム」を、県は国と協力して、牛肉に続き、米や野菜、果物、水産物などにも広げる考えだ。
システム導入を考えているのは、米やネギ、レタス、キュウリ、リンゴなど野菜・果物、ワカメなどの水産物。今年度中にも仕組みを決め、情報を届け出る農・漁協などへの補助金約3200万円を盛り込んだ。
牛海綿状脳症(BSE)や食肉偽装問題を受けて県は、昨年2月から3千頭を対象に独自のトレーサビリティシステムを導入。出生地、生年月日などの基本情報の他、生産者の名、与えた餌の情報などを、消費者は牛肉のパックなどに張られた10けたの番号から、県のホームページなどで調べることができる。
この6月には、食肉になる全国すべての牛について、個体番号、生年月日、性別、母牛、食肉処理場などの届け出が、生産・流通・販売業者に義務づけられることが決まった。
県は「消費者に安心してもらうとともに、生産者側にも、自覚をもってもらいたい」という。
(8/14)
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4172
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