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倒産に追い込まれた背景には、インターネットのアダルト系サイトやビデオ、DVDそれにケーブルテレビのポルノチャンネルなどの台頭があり、米男性誌はどこも苦戦を強いられている。
販売部数は全盛期には全米で100万部近くあったが、昨年末には53万部と低迷していた。
創刊したボブ・グッチョーネ氏は、料理人や俳優、私立探偵など多くの職業を転々とした後、1969年に「ペントハウス」を創刊、過激なヌードで爆発的な売れ行きを示した。
ドル箱雑誌で勢いを得たグッチョーネ氏は映画会社、ペントハウス・フィルムズ・インターナショナルを立ち上げ、80年には46億円の巨費を投じて、ローマ帝国の悪名高きエロ皇帝を主人公にしたハード・コア長編『カリギュラ』を製作、世界的な話題を集めた。
米男性誌業界では、カリフォルニア州知事選に出馬したラリー・フリント氏が創刊した「ハスラー」や、ヒュー・ヘフナー代表による「プレイボーイ」などがしのぎを削っているが、近年はプレーボーイ誌が320万部と他誌を大きく引き離している。
ペントハウス誌の日本版は、83年に講談社から創刊。後に休刊し、全く別の雑誌として95年に、ぶんか社から復刊している。ぶんか社では今後について「現在、確認中で事情がわからない」としている。
ZAKZAK 2003/08/14