悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
同区は昨年八月の住基ネット一次稼働時にいったん接続したが、同九月、総務省への照会結果をもとに「個人情報の保護対策が不十分」として切断した。
田中区長はこの日の会見で、「個人情報保護関連五法の成立や国などの対策強化、区として個人情報の保護を確実なものとするための条例制定」など切断後の状況変化を挙げ、再接続に向けた条件が整ったことを強調した。
また、田中区長は再接続について「おおかたの区民の理解を得られた」とも言及。七月下旬に二回開催した区民説明会では反対意見が相次いだが、「住基ネットの仕組み自体に反対という方を説得できたとは思っていないが、区の考え方を説明し疑問や質問に答えてきた」とかわした。
同区の人口は約三十万人。田中区長は「住基ネットは今後のネットワーク社会の基盤システムとして重要な意味を持ち、必要なもの」との立場で、準備作業を急ぎ九月十六日をめどに住基ネットの本人確認情報の利用を開始したい考えだ。
同区の住基ネット条例では、個人情報の漏えいなどの恐れがある場合などに、住基ネットの運用を停止する規定を盛り込んでいる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20030814/lcl_____tko_____000.shtml