2003年08月14日(木) 12時18分
<新ウイルス>今週休暇明けを警戒 対策ソフト会社など(毎日新聞)
マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を攻撃する「LovSan」などと呼ばれる新種のコンピューターウイルスは13日も世界各国で感染が報告された。新種ウイルスは、今週休暇シーズンで使われなかった企業のパソコンにも来週以降広がり、感染がさらに増える可能性があるとして、ウイルス対策ソフト会社などは警戒を呼び掛けている。
新ウイルスはLovSanのほか「Blaster」「MSBLAST」などと呼ばれ、企業や個人のパソコンに感染が広がっている。
13日に新たに感染例が報告されたのは中国や韓国など。11日午後に米国で発見された新ウイルスは、ファイルの記録を改ざんしたり、破壊することはないものの、感染は極めて速い。
感染したパソコンは今月16日に、修正プログラムをダウンロードするためのマイクロソフトのサイトを攻撃する情報を組み込まれてしまうという。
専門家は「同種のコピーウイルスが数種登場してきている」として警戒を強めている。(ニューヨーク共同)(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030814-00001039-mai-soci