2003年08月13日(水) 20時44分

障害者手当などを二重支給　受給者７１５人に謝罪、返納求める方針−−県　／島根（毎日新聞）

　県は１１日、特別障害者手当など約５２００万円を受給者７１５人に二重に支給するミスがあった、と発表した。県は誤って支給した受給者に謝罪するとともに、返納を求める方針。
　二重支給したのは、県福祉事務所から支給される特別障害者手当（月額２万６６２０円）、障害児福祉手当（同１万４４８０円）と経過的福祉手当（同）の５〜７月の３カ月分。今月８日、二重に振り込まれているのに気付いた受給者から銀行を通じて県に連絡があり、分かった。
　７月２５日に県雲南福祉事務所が県へ送信したデータに誤りがあり、４日後に修正。しかし、誤ったデータが既に県出納局のオンラインシステムに送信されており、担当の障害者福祉課がこれを修正しなかったため、二重支給が起きたという。
　障害者福祉課は「二重受給者に深くおわびする。入力と財務支出の両データのチェックを徹底し、再発防止に努める」と話している。　【高田房二郎】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030813-00000001-mai-l32