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養殖トラフグへのホルマリン使用が問題となる中、生産量全国2位(01年)の熊本県は13日、生産履歴を審査し安全の“お墨付き”を与える認証制度をスタートさせた。審査は県の委託を受けた審査会が行う。水産庁によると、第三者機関によるトラフグの認証制度は全国的にも珍しいという。
審査は、業者の申請を基に消費者や識者ら計5人による審査会が行う。作業日誌や資材購入記録をチェックしたうえ、県などの現地調査も踏まえ、ホルマリン未使用などの安全性が確認されれば、県を通じて認証決定通知書が交付される。
業者は通知書の写しを付けて出荷でき、県のホームページでも業者名が公開されるため、商品の信頼度が高まる。虚偽報告で認証を受けた場合は業者名が公表される。
申請は稚魚を入れる前の4〜5月に受け付け、出荷が始まる10月ごろまでに審査する。今年度は特例として今月中に申請を受け付け、出荷シーズン前までに認証を出す。
13日に開かれた初の審査会では、認証の基準や手順が確認された。【山田宏太郎】
[毎日新聞8月13日] ( 2003-08-13-22:43 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030814k0000m040094000c.html