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マイクロソフト社の基本ソフト(OS)の欠陥を狙ったウイルス「MSブラスト」(別名ラブサン)の感染は13日も続いた。被害報告の増え方は緩やかになったものの、ウイルスの感染活動を示すとみられるデータ量がネット上で増加。「お盆休みで感染に気づいていない利用者が多いのではないか」とワクチンソフト大手のシマンテック社は警告している。
シマンテック社への被害報告は、全世界で18万8000台と横ばい状態。
ウイルスは、ウィンドウズ2000と同XPの両OSの欠陥を悪用して広がる。感染すると、起動にかかわるプログラムを書き換える。パソコンが勝手に終了したり、動きが緩慢になったりしたら感染が疑われる。
完全な修復にはワクチンソフト会社が自社のサイトで配布する駆除ツールが必要だ。さらに、ワクチンソフトを最新版に更新するほか、OSの修復が必要だ。修復は、マイクロソフト社の「ウィンドウズアップデート」のサイトでできる。
ウイルスはパソコンの日付が16日になると、このサイトを一斉に攻撃する仕組みを備えている。マイクロソフト社は「できる限りの対策を進めている」と話している。
(08/13 21:06)