2003年08月13日(水) 18時19分
経済産業省が Blasterワーム感染拡大に対し注意喚起(Scan)
経済産業省は8月13日、Windows RPCインターフェースの脆弱性(MS03-026)を狙ったワーム「Blaster」の世界的な感染被害拡大に対し、注意喚起を行った。
通称Blaster(ブラスター、別名:Lovsan)と呼ばれるこのワームは、ネットワーク上のコンピュータに侵入するトロイの木馬型不正プログラム。発生以来急速にネットワーク上に広がり、全世界的で感染被害が報告されている。このワームは、2003年8月16日になると、Windowsを最新版にアップデートするためのサイト「windowsupdate.com」に対して大量のパケット送信を仕掛けるという性質を持っている。そのため、このまま感染が拡大し続ければ8月16日に、感染したPCから一斉にパケット送信が行われ、世界中のネットワーク全体に深刻な障害が発生するおそれがある。これに対し経済産業省では、至急、修正プログラムの適用やアンチウイルスソフトを利用するなど、防御策を施すよう注意を促している。
リリース
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/M32MSBlaster2.html
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