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ウイルス対策ソフト大手のトレンドマイクロによると、米国で東部時間十一日昼すぎ(日本時間十二日未明)から感染報告が急増。国内でも十二日朝から夜までに約二百件の感染報告が寄せられた。同社は「今年一番の被害件数。実際の感染台数はもっと多いのでは」とみている。
米国に本社がある対策会社シマンテックによると、感染数は全世界で一万台を超えているという。
このウイルスは、ウィンドウズXPなどの「過去最悪の不具合」(専門家)とされるプログラム上の欠陥からネットワークを通じて侵入。内部情報を書き換え、他のパソコンへの感染活動を始める。頻繁に再起動する症状が起きるほか、八月十六日以降にはマイクロソフト社のサーバーに一斉攻撃するなどの悪さを仕掛けるようになる。
マイクロソフト社はすでに、この欠陥の対策ソフトを公開。ウイルス対策会社も駆除ソフトの配布を始めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030813/mng_____sya_____011.shtml