悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
亀井郁夫参院議員(広島選挙区)が代表を務める自民党の選挙区支部が、日本道路公団の「通行料金別納制度」を利用するためのカードを広島市の事業協同組合から借り受け、不適切に高速道路料金の割引を受けていたことがわかった。公団はカードを第三者に貸すことを禁じているが、組合は違反行為と知りながら亀井氏側に便宜を図っていた。
公団のカードを不適切に使っていたのは、亀井氏が代表の「自民党広島県参議院選挙区第四支部」(広島市)。便宜を図っていたのは高速道路の割引を受けることを主な目的につくられた異業種組合の「鯉城プランニング」(同)。
政治資金収支報告書によると、同支部は01年に高速料金として計78万円を組合に支払っており、割引額は年間で数万円程度とみられる。
亀井氏の事務所の担当者は「また貸しが禁止されているとは知らず、ハイウエーカードと同じ感覚で使っていた。適正な方法に改めたい」と話している。(08/12 02:59)