2003年08月12日(火) 00時00分
ネットで麻薬売買、31人逮捕(朝日新聞・)
インターネットで覚せい剤と大麻など麻薬を売買したり、所持、使用したりしたとして、県警生活保安課は11日、16都道府県の合わせて31人を麻薬特例法違反の疑いで逮捕した、と発表した。インターネットで覚せい剤などを売った2人は、すでに同法違反の罪などで、富山地裁で有罪判決を受けている。
この事件は県警など10道県警が共同で捜査していた。インターネットで覚せい剤などを売っていた大阪市西成区、無職照山勝利被告(41)は同地裁で7日、懲役5年の実刑を言い渡された。判決によると、照山被告は02年9月に、横浜市南区の無職女性(24)=懲役2年執行猶予4年が確定=と共謀してホームページを開き、約2カ月半の間、覚せい剤や乾燥大麻などを1グラム5千円前後〜3万円で売っていた。
県警などの調べでは、そのほかの29人は10代の4人を含み、照山被告らのホームページを通じて買って転売や使用などをしていた容疑や捜査のなかでわかった別のルートから買うなどしていた容疑。
県警によると、照山被告らは、96回に渡って麻薬を売り、約193万円を売り上げていたという。同県警は、照山被告らの普通預金口座にあった売上金の残金約88万円を没収した。
(8/12)
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=3710
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