2003年08月12日(火) 05時49分
封書で「振込先変更」指示 家賃の詐欺未遂事件か(共同通信)
首都圏の複数のアパートやマンションの郵便受けに6月下旬と7月下旬、管理代行業者を名乗り「家賃の振込先が変更になりました」とする封書が入れられていたことが12日、分かった。
振込先が変更された事実はなく、警視庁は、住民から家賃をだまし取ろうとした詐欺未遂事件とみて捜査を始めた。8月下旬に再び行われる可能性があり、注意を呼び掛けている。
東京都練馬区のマンション管理会社によると、7月下旬、同社が管理する3つの賃貸マンションの郵便ポストに「管理会社が先月から当管理事務所に変更になった」として、家賃を指定の銀行口座に振り込むよう求める封書が入れられた。
同様の封書は判明しているだけで練馬、杉並など都内7区と埼玉県のマンションに投げ込まれ、家賃の振込期限に当たる月末の2、3日間に集中していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030812-00000012-kyodo-soci