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マニュアルは警察が家宅捜索に入った際、従業員がほかの書類とともに急いでシュレッダーにかけることもあったが、これまでの捜索で複数の店舗から見つかった。
調べによると、マニュアルの指示は、警察が店舗を摘発した際には「パソコンはハンマーでたたいて壊す」「携帯電話は折るか、水に浸して使えないようにする」などと、活動記録の隠滅を明記してあったという。
マニュアル以外でも各店の店長は毎日、従業員に顧客への貸し付け状況などの情報をパソコンからフロッピーディスクに保存した上で自宅に持ち帰らせていた。パソコン内の情報は消去させるなど、違法な高金利での営業の証拠が残らないよう指示を徹底していた。
また、複数の店長はグループの幹部から「逮捕されても何も話さなければ、保釈金は準備してやる」と言われていた。
合同捜査本部は、傘下の店舗が摘発を受けることで、ヤミ金融への五菱会の組織的な関与に捜査が及ぶことを警戒した梶山容疑者らが、違法行為の隠ぺいを図っていたとみて、グループの統括実態などを追及している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030812/eve_____sya_____004.shtml