2003年08月12日(火) 14時05分
感染後 windowsupdate.com に DoS 攻撃を行うワーム「WORM_MSBLAST.A」(japan.internet.com)
トレンドマイクロ株式会社 は2003年8月12日、「RPC DCOM バッファオーバーフロー」とよばれる Windows のセキュリティホール[MS03-026]を悪用し、感染後は windowsupdate.com に DoS 攻撃を行う「WORM_MSBLAST.A(エムエスブラスト)」の警告を出した。
同ウイルスは、ワーム機能をもったトロイの木馬型不正プログラム。TFTP を利用して感染元から感染先に転送後、活動を開始する。システム日付の「月」が9月〜12月、もしくは「月」が1月〜8月で「日」が16日〜31日以下だった場合発病し、windowsupdate.com に対して DoS 攻撃を開始する。
同社は対策として、ウイルス対策製品のパターンファイルおよび検索エンジンを最新にする、Windows の修正プログラムを導入する、ウイルスがアクセスしてくるポート135番を閉じるなどの方法を紹介している。
感染対象は、Windows NT、2000、XP、Server 2003。8月12日正午現在、日本国内で45件の感染被害が報告されている。
○WORM_MSBLAST.A の詳細情報
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_MSBLAST.A
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