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テロ組織「ジェマー・イスラミア(JI)」メンバーで、昨年10月のインドネシア・バリ島爆弾テロ事件の主犯格とされるイマム・サムドラ被告の公判が11日、バリ島のデンパサル地裁特設法廷で開かれた。同被告は、検察側が死刑を求刑したことについて「死によってのみ神に近づくことができることを、思い起こさせてくれた」と述べた。AFP通信などが伝えた。
同じ事件で起訴されたアムロジ被告は7日、死刑判決を言い渡された際、傍聴席に向かって喜びを表現した。「テロを『聖戦』と美化しているイスラム過激派にとって、死刑判決は抑止効果がない」という議論は、欧米だけでなくインドネシアの法律家からも出ている。
サムドラ被告はバリ事件で、標的の選定や実行グループの指揮などの役割を果たしたとされる。公判では主犯格であることを否定している。(08/12 09:33)