2003年08月11日(月) 00時00分
ネットで薬物売買、計31人逮捕 富山県警など5道県警 (東京新聞)
富山県警は11日までに、麻薬特例法違反などの疑いで大阪市西成区、無職照山勝利容疑者(41)を逮捕、同容疑者からインターネットや携帯電話のメールを利用して覚せい剤やエクスタシーと呼ばれる合成麻薬などを入手したとして、覚せい剤取締法違反(所持)などの疑いで11都府県の18歳から48歳の会社員や主婦ら計21人を逮捕した。
このほか、北海道警、宮城、千葉、新潟各県警も、照山容疑者から薬物を譲り受けたとして、同法違反(所持)などの疑いで計9人を逮捕した。
富山県警などは、ほかにも譲渡された者がいるとみて捜査を続ける。
調べでは、照山容疑者は昨年9月下旬からインターネットにホームページを開設し、約2カ月半の間、延べ96回にわたり、覚せい剤などを違法に販売した疑い。
30人は、同容疑者から薬物を購入したり、購入した薬物を転売するなどした疑い。
富山県警は昨年10月、同法違反(使用)の疑いで、富山市曙町、無職桶谷亮容疑者(25)を逮捕。供述から、照山容疑者がホームページで覚せい剤などを販売していたことが判明。北海道警、千葉県警など9道県警と共同で捜査していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030811/fls_____detail__065.shtml