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福井県警は10日、「パナウェーブ研究所」を名乗る白ずくめ団体が集団生活をする福井市五太子町の拠点施設を、傷害の疑いで家宅捜索し、夕方までに段ボール箱十数個分の書類や竹刀のような棒数本を押収した。
施設内では7日に福岡教育大助教授の千草聡さん(40)が倒れて搬送先の病院で死亡した。千草さんの背中には打撲のような傷が数カ所にあり、県警が強制捜査に踏み切った。
これまでの調べでは、7日午後2時半ごろ、団体から119番通報があった。千草さんの背中には打撲のような傷が数カ所があり、司法解剖の結果、熱中症と外傷性ショックが重なって死亡したとみられる。
千草さんは休暇をとり、短期間の集団生活に参加していた。倒れる前、「体にたまった電磁波を取り除く」としてメンバーと組んで、棒で背中をたたき合う「アース」と呼ばれる行為をしていたとされ、県警は千草さんの背中の傷は他のメンバーから棒でたたかれてできたとみている。
(08/10 17:43)