2003年08月09日(土) 14時11分
<個人タクシー>東京の深夜割増率下げ、2割へ(毎日新聞)
“でんでんむし”の冠マークで知られる「東京都個人タクシー協同組合」(約1万1000人)に加入する個人タクシー事業者のうち、約8700人による割引申請が、国土交通省関東運輸局で認可された。11日から深夜料金(午後11時〜翌午前5時)の割増率が現行の「3割」から「2割」に値下げされる。
また、通称“ちょうちん”の「日個連東京都営業協同組合」(約7500人)でも、約5000人のタクシー事業者が同様に値下げ申請しており、近く認可される見込み。
東京都個人タクシー協同組合は、東京23区と三鷹、武蔵野市の「特別武三地区」で営業する個人タクシー組合の最大手。組合内には値下げしない事業者もいるため、値下げタクシーには助手席の前面ガラスに電光表示をしたり、ドアにステッカーを貼るなど、利用者が区別しやすいように配慮する。
同組合総務部は「予想より早く認可がでた。値下げで他のタクシー業者との差別化を図りたい」と話す。
特別武三地区の深夜割増は70年代から2割が続いていたが、90年5月に3割に値上げされ、据え置かれていた。【川上晃弘】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030809-00001052-mai-soci